美容師になるためには？

テレビや雑誌を見れば読者モデルの中に美容師がいたり、おしゃれな人の代名詞として美容師を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。2016年の13歳のハローワーク調べでの人気職業ランキングで美容師はなんと11位にランクイン・まだまだ美容師人気は衰えていないようですね。

そんな人気な職業の美容師になるためにはどうしたらいいのでしょうか。

まず美容師になるには美容師免許を取得することが必要です。美容師免許を取得するには条件があります。美容学校を卒業していることと美容師国家試験に合格すること。簡単に書きましたがそれがなかなか大変です。

美容学校といってもきちんと「厚生労働大臣指定校」と認可されている学校でなければなりません。通い方は昼間課程、夜間課程、通信課程の３つの課程があり働きながらでも免許取得を目指せる課程もあります。何を勉強するの？と疑問に思いますよね。髪を切ってばかりではなく学科もあるんです。

・関係法規・制度

・公衆衛生・環境衛生

・感染症、衛生管理技術

・人体の構成及び機能

・皮膚科学

・美容の物理・化学

・美容理論

この８科目を勉強し、試験に挑みます。解答方法はマークシート式です。何回も繰り返し過去問題を解き勉強していくんですね。もちろん学科以外に実技試験があります。実技試験は第一課題・第二課題と二種類あります。

第一課題はカット、第二課題はセッティングになります。カットはレイヤーカット、セッティングはオールウェーブセッティングとワインディングの２種類の中からその年に選ばれます。大変そうだなぁと感じると思いますが学校で何度も何度も練習していくものなので、技術が身についてくるものです。

本番で緊張で手を切っちゃった…などの失敗談もありますが、対処法なども学ぶので大丈夫です。合否は学校を卒業してから出るのでドキドキですが、ひとつの目標を一緒に追う仲間とも学校で出会え夢への第一歩を踏み出すのにはもってこいです。

専門学校の中には、髪以外にネイルやエステを学べる学校もあるので美容に対する視野が広がっていくと思いますよ。